弟子日記 〜目指せ!カリスマ美容師〜

一流美容師への道のり!!

『継続』+『融合』

こんにちは。



LIM統括ディレクターKANTAROの弟子の慶志郎です。



この半年間でたくさんのすごい人達にお会いさせていただき、お話を聞かせていただきました。





その中でいつもでてくる『言葉』があります。




それは『継続』です。




どんなことも『継続』して行うこと。





この『ブログ』もそうです。



毎日の『モデルハント』



『デッサン』



『スタイル切り』



『クリエイティブ』



『撮影』




全て『継続』することが大切です。





何事も行うことは簡単です。




しかし、これが『継続』となると一気に難しくなります。





知らない間にやってなかったり、今日はいいやっと自分に負けたり。




僕の理想は




『プライベートと仕事の融合』です。





師匠であるカンタロウの生活を見ていると

バッチリ『融合』されています。




サロンワークが終わり、『プライベート』になっても行っていることは『仕事』のこと。  




それも何気なく空いている時間を有効活用して。





こうなると、人の何倍ものことをこなしていけると思います。





成功している方はこの『継続』と『融合』ができているのではないのかな。




と感じてます。




特にこの美容業界、どれだけ『継続』し、『融合』できているかで『成長速度』が変わってきます。





毎日の深夜まで『レッスン』




その後は『モデルハント』





人通りがいなくなってから、カフェや家で『デッサン』




『スタイルの勉強』+『クリエイティブなものの創造』




さらに、『ブログ』




『スケジュール決め』も大切です。




いつモデルさんが来れるか。しっかり決めなくてはいけません。



1人ずつではなく多数と。





もし、これが全て『プライベート』なこととしてとらえていたら。





今の僕ではこれを、『仕事』ととらえてしまうときがあります。




そうすると『時間がない』、『休めない』などのいろんな「欲」や「言い訳」が出てきます。





でもこれって自分のことです。

  



やらなくても誰にも迷惑かけません。




自分が成長するためにやることです。




これらが全て『プライベート』とし、『自分の時間』として考えること、捉えることができたら今の何倍ものスピードで『成長』できる気がしてます。





そうなれるよう、僕自身も頑張っていきます。




『継続』+『融合』



やるしかないですね。



応援宜しくお願い致します。






LIM統括ディレクターKANTAROの弟子




慶志郎


ルベルI.D ファイナリスト決定

こんにちは




LIM統括ディレクターKANTAROの弟子の慶志郎です。





最近なかなかブログ更新できず、申し訳ありませんでした。





これからはちゃんと更新していきますので

宜しくお願い致します。





気がついたらもう11月に入り、今年も残すところあと2ヶ月を切りました。





大阪に来てあっという間に半年が経ちました。





この半年間に




『コンテスト』




『フォトコンテスト』




に、たくさん挑戦してきました。









先日も10月31日にもルベル主催のコンテスト

I.Dがありました。




結果は





『優秀賞』をいただけました。






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次は2月に『ファイナリスト』として、東京で戦ってきます。







半年間で2個入賞、1個フォトのノミネート。




計3個のタイトルをいただくことができました。





今まで、地元で美容師をしていた6年間の間もコンテストに挑戦していましたが、一回も入賞したことはありませんでした。





自分でも凄く驚いてます。







ですが、半年間で僕の技術がものすごく上達したのではありません。







コンテストへの考え方、勝ち方、クリエイティブの組み立て方を師匠に教えてもらいそれを継続して行いました。







『技術がうまいから入賞できるとは限りません。』






『自分の作りたいものを100%切れたら、入賞できるとは限りません。』







『コンテスト』は『サロンワーク』と同じです。






『サロンワーク』ではお客様の好みに合わせます。






『コンテスト』では審査員が「お客様」になります。







自分だけの『好き』や『好み』だけでは、勝てなくなってきます。







審査員の系統に『自分のオリジナル』かつ『やりたいこと』『伝えたい想い』を加えます。





よく、『コンテスト』は好きじゃないから出ないというアシスタントがいますが、







同じサロンワークとして考えてみたときに絶対出た方が勉強になると思います。






毎回『コンテスト』に出場してみて、思うことは







『サロンワークの方が一瞬一瞬見極めて、そのお客様に合うヘアスタイルを提案する』






本番までじっくりと考えることができるコンテストとは違い、こちらの方がものすごく難しく、大変なことであると気づきます。






自分がスタイリストになった時の訓練も兼ね、『コンテスト』にはどんどん挑戦していこうと思ってます。






年内での『コンテスト』は全て終わりました。




また来年。







できるだけ多くの『コンテスト』に出場し、たくさんの賞をいただけるよう、日々の『サロンワーク』からたくさんの『技術』と『知識』盗んでいきたいと思ってます。




これからも応援宜しくお願い致します。





LIM統括ディレクターKANTAROの弟子


慶志郎
















Less is more LIM

こんにちは。




LIM統括ディレクターKANTAROの弟子の慶志郎です。



今回はLIMについて書いていきます。



2016年6月20日にLIMは『大阪城ホール』でヘアショーをしました。



観客数は『1万人』







今までの僕はヘアショーといえば、観客側にしかいませんでした。




いつか、自分もヘアショーをする側へ、そしてステージに立ちたいと思っていました。




6月20日に、LIMのヘアショーがあると聞いてすごく嬉しかったです。




「自分が憧れてたヘアショーをする側にいれる。」



ステージにはまだ立てないですが、LIMの一員として、ヘアショーを作る側に、見せる側にたてるということに感動してました。



お恥ずかしいですが、僕は今まで、LIMのヘアショーを見たことがありませんでした。




まだ『LIMの世界観』を知りませんでした。



『どんなものを作るのだろう。』


『どんなことを伝えるんだろう。』



当日までワクワクしていました。




本番までの間、アシスタントには1番大事な役割があります。





それは『モデルハント』です。





ヘアショーでの「モデル30人」を見つけなくてはいけません。





先輩方について、毎日のように『モデルハント』にでました。





休みの日も関係ありません。




決められた期限までにモデルを必ず見つけること。




『LIMの世界観』とマッチしていること。





30人のモデルを見つけると次は衣装やメイクの打ち合わせなどそれぞれの担当者が次々仕事を進めていきます。





LIMすべてのスタッフが一丸となっていました。




僕はただただ圧倒されていました。




「これが、ヘアショーを作る側の世界なんだ。」




『伝えたい思いを伝え、魅せる。』




そのためにこれほどの時間を費やしているんだなと感動しました。






本番当日、モデルさん達への振り付け、細かいスタイリストの動き、1日かけて完璧なものへと仕上がっていきました。



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『すごい。かっこいい。』




ずっと『感動』しっぱなしでした。




本番の時間になり、観客席でLIMのヘアショーを見ました。



カンタロウを中心として、LIMのトップスタイリストがカットしている姿を見て、



鳥肌が立ちました。



本当にすごかったです。




LIMという組織に入れて本当に幸せだと、さらに強く感じました。





いつか、僕もあのステージに立ち、カンタロウが立っていた「あの場所」に立ちたいと強く思いました。


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ヘアショーでのメッセージも素敵なのでここに載せます。








人を美しくできる人を創り、世界を変える。




もしも私に『世界を変える可能性』があるのならば、




私も『世界を変える人間』の一人になってみたい。




そんな大きな夢を『絵空事』などではなく、




『リアル』に感じたことが君にはあるか?





私達は今、『リアル』にそれを感じている。




辛い事や苦しい事も沢山あったけれども、


決して諦めず、信じ続けたことで、



素晴らしい『リアル(幸福感)』を幾つも手に入れた。




先ずは、目の前のあなたを美しくして、幸せにする事。




そして、果てのないその繰り返しで世界を変える。



LESS IS MORE=最小限は最大限



すべてに愛をもって。。。






LIMは僕の宝物で、自慢です。


慶志郎




『挫折。。。』

こんにちは。




LIM統括ディレクターKANTAROの弟子の慶志郎です。




今回は僕が弟子として『挫折』した話を書こうと思います。





常にカンタロウの側にいて、



『どんな生活をしているのか』



『どんな仕事をしているのか』



を見ている中で、弟子入りをした当初は「大きな勘違い」をしていました。



『カンタロウのコピーになるんだ。』



そう思って、カンタロウの隣で仕事や生活を見ていました。



カンタロウと自分の違いを無理矢理抑え込んで、自分という人格を完全に無くそうとしていました。




『常にカンタロウの様に。。。』




日に日に自分を見失い、社会人として当たり前のこともできなくなっていき、どんどん自分はなんてダメな人間なんだ。と強く思う様になっていってました。




そして、最終的に



『自分は美容師に向いてない。美容師をやめよう。』



と思ってしまいました。




今まで約6年間の美容歴の中ではじめて、美容師をやめようと思いました。




あまりにもカンタロウの『存在』や『壁』が大きすぎてです。



勝手に自分で『限界』を決め、無理だと思い、岐阜に帰ってしまいました。




カンタロウにはやめます。とだけ伝えて。



帰りの新幹線の中では



「もう、美容師をやめよう。今まで沢山の方に応援していただいたのに、すいません。」



とずっと考えていました。



気がついたら岐阜についていて、父親に迎えに来てもらい、家に帰ろうとしていました。



その間にカンタロウが両親と連絡をとっていた様で、



「まずは師匠であるカンタロウとしっかり話をすること。」



と帰った瞬間に親に言われました。



おそらく、1番早く事情を聞きたかったのは両親ですが、あえて僕を囲まず、突き放してくれました。



そうしてカンタロウに、電話をし、挫折した理由を話しました。




「存在が大きすぎて、僕には師匠の様になれないです。」




そうしたらカンタロウから




『お前はお前の一流になればいいんだよ。
俺になれ。なんて言っていないし、求めてない。慶志郎の良さを伸ばして、慶志郎の一流になりなさい。カンタロウが選んだ人間だから自信持ちなさい。自分で限界をきめるな。
お前はちゃんと一流になれるから。』





僕はすごく反省しました。
大きな勘違いしていたんだなと。
もう一度やり直させてほしいと強く想いました。




カンタロウにもう一度弟子入りをお願いし、受けていただいたことに今では本当に感謝してます。




両親にも、事情を話し、




『よし。また頑張ってこい』




と言ってもらいました。




次の日の朝にすぐ大阪に戻りました。






今では『家出事件』として、自分のネタにしていますが、本当に周りの環境、人達に感謝しています。




自分の弱さを見つめ直せたいい機会だと思ってます。




よく、弟子の話をすると、「すごいね。」「頑張ってるね。」「強いね。」など言われることがありますが、僕はとっても弱い人間で、挫折もします。



でも挫折した後は『大きな成長』があることが今回のことでわかりました。




『自分で限界を決めない事。
そうしたら、いつか余裕でできる様になってるから。』




常に思い続け、これからも頑張っていきます。


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慶志郎

弟子+LIMの生活とは?

こんにちは。



LIM統括ディレクターKANTAROの弟子の慶志郎です。



もう10月になり、あと今年も残すところ3ヶ月となりました。



時間が過ぎるのは本当に早いです。



弟子としてスタートしてから、今月で6ヶ月目を迎えました。



今回は、ブログでは


『弟子ってどんなことしてるの?』



と、よくご質問を受けるので、日々の弟子のスケジュールについて書いていこうと思います。


現在は、国内のみで大阪のLIMを基点にしながら、2ヶ月に1度、東京のLIMにて1週間勤務しています。



カンタロウと共にサロンワークする際は『メインアシスタント』として、日々カンタロウの『カット』『カラー』『パーマ』などの技術『一流の接客』というものを見て、感じて勉強してます。



カンタロウが海外に行っている間は、一緒にサロンワークできないので、LIMのトップスタイリストのアシスタントをし、『LIMのスタイル』を学んでます。



曜日ごとにもやることが分かれていて、木曜日と日曜日は『モデル営業日』として、自分が街中で『モデルハント』したお客様を施術させてもらってます。




この『モデルハント』ですが、誰でも声をかけてるというわけではありません。



『この方を素敵にしたい』



『この方を自分のお客様にしたい』



『自分ならもっと可愛くできる』




と思った方にだけ声をかけ、しっかりと自分の思いや内容を説明し、理解していただくことが大切だと教えていただいてます。









その、モデル営業日が唯一カンタロウに技術を見てもらい、指導していただける日となっています。




なので、少しでも時間が空いていれば『モデルハント』にでて、自分の『未来のお客様』を探しています。





日曜日もモデル営業日ですが、木曜日とは違い『クリエイティブ』の日として、モデル営業を行っています。



撮影などの仕込みや、いつもサロンワークではなかなかできないようなデザインを重視させたクリエイティブなヘアスタイルをさせてくれるモデルさんを優先的にやるようにしています。




月曜日などのお店の定休日は、カンタロウのセミナーなのに同行させていただき、沢山の事を盗んでいます。


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その他打ち合わせ、会議などすべての場に同行していき、カンタロウが



『今何を考えているのか』



『どんな話のやりとりをしているか』



『この先、どんなものを見据えているか』



を常に横で観察し、『盗む』ことが1番の僕の仕事と思ってます。



基本的に休日はないので、休みがあると撮影やコンテスト、などの自分の時間に使っています。



そしてもちろんですが、LIMのレッスンなども、しっかりと参加しています。




それはカンタロウの弟子として、LIMのスタッフとして、どちらの立場でもしっかりと成長していき、信頼され、一流の美容師になることが大切だと思っているからです。




師匠から美容師としての技術も教えていただいていますが、一流の人間となる、人間性や思考や感性について沢山教えていただいてます。




まだまだ勉強中で、もっともっと沢山の仕事をさせていただけるように日々精進していきます。



応援よろしくお願い致します。

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慶志郎




コンテストに挑戦。そして結果を出すためには。

こんにちは。



LIM統括ディレクターKANTAROの弟子の慶志郎です。



今回は『弟子生活』がスタートする前の話を書いていこうと思います。



正式に弟子入りが決まった後、前の職場での引き継ぎがあるため、4月いっぱいまでは岐阜に残ることになっていました。


その間の期間に、東海地方では1番大きな『DS』というコンテストがあり、僕は最後にこのコンテストに出場し、結果を残したいと強く思っていました。


実は岐阜にいた6年間、毎年出場していましたが、1度も結果を残せずにいました。


「今年こそは必ず賞をとりたい。」


と強く思い、本格的な弟子入り前でしたが、カンタロウに想いを告げ、指導してもらうことになりました。


コンテストまで約1ヶ月という期間の中、『コンテスト入賞』に向けて、カンタロウからの指導が始まりました。



まずは『言葉集め』をすること。


『どんな想いで創るのか。』


『どんな女性像か。』


『風景はどんなものか。』


『世界観はどんなものにするか。』


それに当てはまる『言葉』をノートに書き尽くしました。


まずは『想い』と『女性像』を書いていきました。

どんなことを伝えたいのか。


それとリンクする女性像はどんな女性なのか。


その女性がいるのはどんな風景の場所なんだろう。


『風景』を考えるときは『日常的なもの』と『非日常できなもの』を考えます。


『日常的な風景』だけでは作品自体が普通になってしまうからです。


『風景』が決まったらそのイメージと近い画像を探し出しました。



そして、『風景』と、『女性像』がズレないように結びつけ、『世界観』を決めていきました。



次にどんな色が当てはまるのかを具体的に考えていきました。



『色の深さ』『濃さ』『明るさ』など具体的に書き出し、その頭の中のイメージと同じ色の画像を探し出し、どんどんイメージを鮮明にしていきました。



『想い』『風景』『女性像』『世界観』『色』が具体的に決まった時点で『デザイン』を考えていきました。



何度も何度もデッサンを繰り返し、絶対にイメージとズレがないように。



そして、そのデザインは『オリジナル』であること。



そうして、『デザイン』が決まり、ウィッグを使い実際にカットしていき、さらにクオリティーを上げていきました。



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皆さんご存知の通り、カンタロウは世界を飛び回っていますので、カンタロウとのやりとりはLINEやテレビ電話などで、営業が終わった後に毎日深夜まで指導していただきました。



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そうして、迎えたコンテスト当日。


「絶対に賞を取るんだ!やりきるぞ!!」


と強く思い続け、気がついた時にはあっという間に終わっていました。




結果は


『Double 山下浩二 賞』



に入賞しました。

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涙が出るほど嬉しかったのを今でも覚えています。


すぐにカンタロウに連絡をし、一緒に喜んでくださいました。


本当に嬉しかったです。

ステージに上がる瞬間、ステージから見える景色を僕は今でも忘れません。


またあの『素晴らしい景色』を見れるように、これからもずっと挑戦していき続けます。


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LIM統括ディレクターKANTAROの弟子

慶志郎


どんな経緯でカンタロウの弟子に決まったのか?

こんにちは。



LIM統括ディレクターKANTAROの弟子の慶志郎です。


今回は前回の続きという事で、『どんな経緯でカンタロウの弟子に決まったのか?』ということについて、書いていこうと思います。



2015年の12月に約6年間お世話になった岐阜のサロンを退社することを決めました。



次のステージをどうしようかと悩んでいる時に、現在の師匠であるカンタロウのブログで、『弟子募集』と書かれてあった記事と出会いました。


僕の夢は、

『カリスマ美容師になりたい!』

『海外で働きたい! 』

『美容師に認められる美容師になりたい!』

というものでした。



そして、師匠であるカンタロウのブログ内容は
この夢を叶えるための要素や可能性が沢山詰まってました。


僕はすぐにメッセージを送り、カンタロウとアポイントを取り、実際に大阪まで会いに行きました。


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そこで、自分の今までの経緯や夢、これからのビジョンを精一杯に語り、カンタロウへの弟子入りを強く希望しました。



そこでカンタロウから、『弟子の条件』が具体的に提示されました。

『給料無し』

『休み無し』

『カンタロウの家に住み込みで学ぶこと』


昔の美容業界のスタイルでは当たり前だったかもしれませんが、今の美容業界ではあまりないことです。


ですが、これらの厳しい条件は今の美容業界に最も足りないことだと思っていました。

「俺は厳しい修行がしたい!そして、一流の美容師になりたいんだ!」

それは今だから思うことではなく、ずっと思ってきたことでした。


なぜ、技術や考え方などを教えて頂けるのにお給料をもらっているのだろうか?

なぜ、美容学校には何百万という学費を払うのに、現場にいる一流のプロに教えてもらえるのに給料が支払われているのか?



なぜ、なにもできないのに休みなどがあるのだろうか?



僕たち美容師は『職人』です。


カメラマン、ヘアメイク、落語家、大工、彫師、など『職人』と言われる仕事では『弟子入り』は当たり前のことです。

そういう厳しいシステムのお陰で、高いレベルのスキルや発想が生まれたり、技術が受け継がれ、その職業がずっと衰退せず『プロ』として存在しています。


僕たち美容師もそうあるべきだと思っていました。


なので、弟子になるための条件は、夢を叶えるためなら、当然の条件だと思いました。



弟子入りするための次の試験は『親を説得すること』でした。


もちろん初めは、反対されました。


でも、諦めず『自分の夢や目標』、そして『LIMという組織』、『カンタロウという美容師』のことを何回も説明し、最終的には


「よし!わかった!頑張ってこい!!」


と両親に言ってもらえました。



そして、次の試験は『親との面談』です。


実際に師匠であるカンタロウと両親が面会をし、

『今回のプロジェクト内容』

『なぜ弟子をとろうと思ったのかという経緯』

『最終的なゴール地点』

を説明していただきました。


そして、両親からカンタロウに

「宜しくお願いします。」

という言葉を直接伝えてもらい、正式に弟子となることが決まりました。


両親の話が多いですが、この時代に『弟子』という、働き方を許してくれたことに本当に感謝してます。



そして2016年5月からこの『弟子生活』がスタートしました。




実は、弟子入りする5月以前にも、素敵エピソードがありまして。


次回はその記事を書こうと思っています。


LIM統括ディレクターKANTAROの弟子

慶志郎